常滑焼は、愛知県常滑市を中心に知多半島一帯で生産されるやきものです。始め、奈良末期から平安時代にかけて須恵器と灰釉陶器を焼いた我国最大の窯業地・猿投群窯の支窯としてスタートした常滑焼は、平安末期から鎌倉時代にかけて中世古窯址群としては推定三千基以上にのぼる築窯跡を誇る当時随一の窯業地として繁栄した歴史があります。